パンに使用する油脂としては、バター・無塩バター・マーガリン・ショートニングなどがあります。
パンレシピの材料:油脂の基礎知識
バターなどをパンの材料に加えなくてもパンは作れます。
しかし、バターなどの油脂成分はパンにコクを加え、おいしさを増します。
また油脂成分グルテンの膜を薄くし、パンのきめを細かくする潤滑油の働きをします。
また油脂成分は薄い膜を作り、イースト菌が発生したガスを逃がさないようにする効果もあります。
そのため、パンに弾力が出来、軽く仕上がります。
どういった油脂を使うかによって、パンの風味も変わります。
パンに特徴ある味や香りがほしい場合は、バターやオリーブ油など個性の強いものを使ってみましょう。
逆に油脂の香りや味が、パンの風味を邪魔する場合はショートニングなどの無味無臭の油脂を使うのがよいでしょう。
ただ、オリーブ油などの液体油脂、バターを完全に液状に溶かしたもの等はグルテンに分散してしまい泡を消してガスをくずしてしまいます。
そのため生地の伸展性にかけパンのボリュームを抑える事になり、パンが小さくなってしまいます。
基本的には、適度な柔軟性を持ち、形を変えられる状態の油脂を利用します。
バターであれば冷蔵庫から出して固いままではなく、常温に戻し柔らかくなった状態で利用します。
なお、クロワッサンなど、バターを織り込んで利用する場合は、固い状態を維持しておきます。
パン作りにお勧めの油脂
バターの風味には勝てない!?
パン作りにもバターが人気です。無塩バターを利用して下さいね。
無塩バターじゃないとパン生地内の塩分量が多くなってしまいますよ。
小麦粉本来の風味を生かしたい場合はショートニングの方がよいかもしれないです。
ちなみに私はよつ葉の無塩バターを使ってます。まずこのバターを使っておけば間違いありません。
ちなみに、出来上がったパンに食べるときに利用するのはカルピス特撰バター^^
味がシンプルですごくおいしいです。子供もホワイトチョコじゃないんだぞ!ってくらい、バター食べたい!といってパンよりバター食べてるくらいです笑