電気の炊飯器で炊いたご飯が不味いというお子様に合わせまして、初心に帰って普通に鍋でご飯を炊いてみようと思った私。
もともと「ご飯」ってガスなり電気なり「炊飯器」で炊くものだと思ってました。
だってそれしか見たことない。
まれにキャンプで飯ごう炊飯してるけど、あれはキャンプであって日常と違うし・・・
「炊飯器」の前は、かまどに釜を置いて、ふーふー火を吹きながらご飯を炊くイメージになってしまいます(^ ^;)
「炊飯器」か「かまど」しかイメージのなかった私なのですが、最近読んだ漫画で「土鍋で炊いたつやつやのご飯」が出てきました。
(ちなみに「花と奥たん」という漫画。ご飯おいしそう!)
ご飯って土鍋で炊けるの? と疑問に思って調べると、こだわる人の間ではどうも炊飯土鍋というものが静かなブームだったりしている。
「ご飯を炊くなら炊飯器」だと思っていた私にとっては目からウロコです。
土鍋ならIH専用を買えばなんとかなるかも?
っていうか、ウチのIHクッキングヒーターは2口IHの1口ラジエントヒーターなので、普通の土鍋でもいけるかも?
とりあえず5合炊きで、でもIHヒーターの小さいラジエントヒーターに置いても邪魔にならない大きさで探すと「みすずご飯鍋 5合用」がピッタリ。
値段も2,500円くらいだし、失敗してもいいくらいの値段。
初めは「かまどさん」を狙っていたのですが、5合用は18,000円位する上に直径26cmはかなりジャマです。
その点「みすずご飯鍋 5合用」は直径20cmだったので、最終的には大きさで確定って感じです。
ちなみに両方ともIH用じゃないです。
IH用の土鍋はやっぱり高いし、何より朝の忙しい時にIHの方をご飯を炊くのに取られてしまうのはイタイので選択外でした。
(朝のうちに夜ご飯・お弁当・朝ごはんと全食作るのでフル稼働)
さて、買う前にウチのIHクッキングヒーターのラジエントでご飯が炊けるのかを実験。
土鍋自体がないので、ホーロー鍋で実験してみました。
(結局ご飯を炊くのは別に何の鍋でもいいらしい・・・本当に目からウロコです)
ウチのラジエントヒーター部分は火加減が「強中弱」の3段階しかありません。
いろいろ見てみると「中火で10分ほど、その後弱火で10分ほど」とか「強火でぶくぶくし始めたら弱火にして10分」とからしいので、そんな感じでやってみました。
心配なので鍋とセットの蓋でなくフライパンの中が見える蓋で。
でもやっぱり心配なのでちょこちょこ蓋を開けては観察し、もうちょっと火をつけておいた方がいいのかも?とか適当に時間を延ばしたり・・・
しかも、最大の失敗は炊くのが終わって蒸らす時間、まさに「赤子が泣いても蓋とるな」の時に、鍋を移動したときにあわない蓋がずれてしまいボワッと湯気が出て行ってしまったこと(- -|||)
おかげで水分抜け抜けの、おこげ沢山のご飯になってしまいました。
ご飯を鍋で炊いてみようとかは勝手に私の頭の中での計画だったので、家族はいきなり何故に”おこげ”だらけのご飯を食べさせられているのか疑問だったことでしょう・・・
この失敗を元に翌日はちゃんとホーロー鍋の蓋を使って、一度も蓋を取らずに炊きました。
「中」で10分、「小」で8分でコンロから外して20分放置。
まだ”おこげ”の味が全体的にするのと、いまいちツヤツヤさがない・・・
今日も電気炊飯器に劣るご飯を食べさせられたご家族様、ご愁傷様です。
ご飯を炊くには鍋の中で対流が必要らしいので、IHクッキングヒーターのおまけのようなラジエントヒーターの「中」では火力不足だったのかも?
どっかでラジエントヒーターでご飯を炊いているブログはないか?と探してみると「強火8分⇒弱火10分、火を止めてそのまま5分」とあるのを見ました。
ラジエントヒーターは冷めるのが遅いのですが、その時間を蒸らしに使うようです。
私はいつまでも暖かいところに置いていたらダメかと思って移動してましたが、これは必要なかったようですね。
ま、とりあえずIHクッキングヒーターでもご飯が炊けることは分かったので、ご飯鍋にチャレンジ!です。
あ、ちなみに朝炊いたご飯はタッパーに入れて蓋をして冷蔵庫です。
夜はお茶碗に入れてレンジでチン。
仕事から帰ってからご飯を炊く元気はないし、半日くらいだから冷凍するのも面倒だったので・・・
感覚的には素敵なお櫃が欲しいところですね~
でもって、この2日間、炊飯器は放置状態です(^ ^;)
さて、ほかほかのつやつやご飯が食べられる日はくるのか!?
納豆としいたけ昆布を買ってその日を待っているんですけどね~